去る6月25日全国学校俳句交流会を開催しました。参加者の報告です。 ◇北は宮城、南は鹿児島まで、小中高、それぞれの先生方の俳句指導のお話を聞くことができました。ICTの上手な活用法(teams、forms、というWEB会議システム、クイズレットというアプリの活用)、それぞれの先生方の指導方法、俳句指導で大事にしている点など勉強になりました。紙上句会の良さ(学級だよりに載せて保護者にも読んでもらう活用法)、黒板掲示句会の良さ(タブレットの句を目で読むだけでなくリズムとして耳で聞く俳句の良さ)、取合せの句はいつ頃から指導するのが適切かなども意見交換しました。(A)
◇交流会メモ。
・俳句一句一句にその子のエピソードがある。→俳句は日記になる。書き留めておくことは大事。
・大抵の校歌は五七調→校歌で教える俳句教育
・俳句(写真としてとらえる)と短歌(出来事日記としてとらえる)のそれぞれの良さをリンクさせる
・直筆は苦手意識のある子には、すべて打ち込み掲示→卒業時にプレゼント
・フォト俳句の可能性→必ずモノが映る。イメージが共有できる
・保護者を巻き込んだ句会(学校づくり)
・俳句(言葉)のセンスを高められた子は担任を外れても(力が)落ちていかない。→子どもを通して学校の機運が高まっていく。
それぞれの環境下での実践者が集まっているので、発表者、発言者それぞれからたくさんの刺激をいただきました。内容の濃い会でした。(U)
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